弁護士のごあいさつ

顔 (2).jpg「エンジニアだった方が、なぜ弁護士になったのでしょうか」これが、依頼者の方に聞かれるもっとも多い質問です。 私は、大学で電子情報通信学を専攻し、その後、大手電機メーカ の開発部門で、LSI、金融システム、貿易取引システムの開発業務等に関与してきました。 これらの仕事は、非常に創造的で大変やり がいのある仕事なのですが、システム開発(ソフトウェア開発)は、定型的な仕事ではありませんので、開発途中でプロジェクトが頓 挫することも少なくありません。 また、システム開発の途中でプロジェクトが頓挫すると、開発費用が高額であることから、損害賠償請求等の法的な問題(典型的には訴訟・裁判・契約解除)に発展することも多い分野であります。このような事態を回避するため、又は、このような事態になってしまったとしても 傷口を最小限に抑えるためには、エンジニアとしての知識のみならず、法律家としての分析も必要であると感じ、弁護士として活動を開始しました。もっとも、ITの分野は、システム開発におけるプロジェクトマネジメント義務、協力義務、瑕疵の考え方や、ネットビジネスにおけ る著作権の間接侵害の問題など、法律の適用方法が独特であったり、更には、法律が十分に整備されていない分野があります。その上、システム開発訴訟や特許訴訟等のIT技術を扱ういわゆるIT訴訟では、法律解釈をする前提として、技術的な理解が求められることも多く、これらのIT訴訟に対応できる弁護士等の専門家もまだ限られているように思います。そこで、弁護士登録して以来、このような問題について、裁判例を分析した結果等を、日経BP社のサイトにおいて、「IT法務ライブラリ」という名称で、まさにライブラリとして企業の方に参考としていただくべく、情報発信してまいりました。 今後も引き続き、IT企業の法務・総務・エンジニアの方々や企業のシステム部門の方々に向けて情報発信するとともに、皆様からのご意見、ご要望、ご質問等を賜るべく、本サイトを立ち上げた次第でありますので、是非、今後とも本サイトをご利用いただきたいと存じます。

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